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【インド】ダイセル、インフレータ生産拠点を新設へ[車両](2021/01/13)

ダイセルは12日、インド南部タミルナド州に自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)の生産拠点を新設すると発表した。国内での需要の高まりを受け、現地生産により迅速かつ安定した供給を実現する。

100%出資の現地法人ダイセル・セーフティー・システムズ・インディア(DSSI)を通じて、タミルナド州で日本企業が開発を進める工業団地「ワンハブ・チェンナイ」に工場を建設する。第1期の投資額は40億円で、2023年12月末までに商業運転を開始する予定だ。年産能力は非開示だが、受注している次期モデルへの供給に合わせて少数のラインで生産を開始する。その後は受注に合わせて投資を増やし、生産ラインを増設していく計画だ。

ダイセルは18年10月に販売拠点としてDSSIを設立。主にタイで生産したインフレータを販売してきたが、国内需要の高まりを受け現地生産を決めた。同社の広報担当者によると、インドでは安全性能への要求が高まりエアバッグの搭載率が上昇しているほか、インフレータを納品する自動車部品大手企業の間で現地生産へのニーズが強まっている。

同社は日本、米国、ポーランド、タイ、中国、韓国の6カ国の7カ所にインフレータ工場を持つが、インドでの生産拠点の新設と合わせて世界での生産拠点の集約を進めている。インドでの生産を決めた理由にはコストの低さも含まれている。同社のインフレータの世界シェアは推定約20%。現地生産によりインドでも20%以上のシェア獲得を目指す。

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