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【インドネシア】イオン3号店が開店、商品配達サービスも[商業](2020/11/12)

イートインスペースは開店から満席が続いた。テーブルにはコロナ感染防止のための透明アクリル板を設置している(イオンインドネシア提供)

イートインスペースは開店から満席が続いた。テーブルにはコロナ感染防止のための透明アクリル板を設置している(イオンインドネシア提供)

イオンインドネシアは10日、総合スーパー「イオン セントゥール シティ店」を西ジャワ州ボゴール県にオープンした。10月28日に一部先行オープンしたイオンモールの核店舗で、国内で3店舗目となる。新型コロナウイルスの流行拡大で変化したライフスタイルに対応し、商品の配達サービスを導入した。

商品の配達サービスは、スーパー店舗の担当者にメッセージアプリ「ワッツアップ」で買い物商品を注文、配達してもらえる仕組み。イオンインドネシアの菓子豊文社長によると、イオン店内で販売している全商品が注文でき、購入商品は店内に設置されたコーナーで受け取ることもできる。

菓子社長は「コロナ禍で買い物に来られないお客さまにご希望の商品をお届けできるだけでなく、あらかじめ注文を済ませておいて店舗で商品を受け取れば、店内で過ごす時間も短縮できる」と強調した。

売り場面積は、3階建てで計1万5,432平方メートル。商品倉庫などバックヤード部分を含めた総面積は2万984平方メートル。従業員数は330人。年中無休で営業時間は午前10時~午後10時。

店舗の1階には生鮮食品、ヘルス&ビューティー、デリカの各コーナーを配置。生鮮食品売り場には、日本や欧米、アジアからの輸入食品をはじめ食料品2万5,000品目を提供。ヘルス&ビューティー売り場の商品は約2万品。

■ボゴールで初の「YONEX」売り場

デリカコーナーには、100席のイートインスペースを設け、人気の高いすしや天ぷら、唐揚げなどのメニュー約300品、自家製の焼きたてパン60品を提供する。

1階平面駐車場横には自転車専門店を配置。整備や修理サービスなどのアフターサポートを充実させ、1号店や2号店よりも充実した品ぞろえにした。高額商品では1,700万ルピア(約13万円)を超える商品もあるという。

自転車売り場は、1号店や2号店よりも品ぞろえが充実している(イオンインドネシア提供)

自転車売り場は、1号店や2号店よりも品ぞろえが充実している(イオンインドネシア提供)

2階にはレディース・メンズのアパレルのほか、服飾売り場にはマスクやフェースガードなどコロナ禍の生活に必要な商品をそろえた「ニューノーマル(新常態)」コーナーを設置。フレックスジャパン(長野県千曲市)のオーダーメードシャツ「軽井沢シャツ」の店舗では、家族で生地を選びパターンオーダーできる「家族Deコーディネイト」のサービスを始める。スポーツ用品売り場には、ボゴール県・市では初めてとなるバドミントン専門店「YONEX」を展開した。

3階は、キッズ・ベビー用品、文具、生活用品の売り場を配置した。

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