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【マレーシア】兵庫県が初の県産品フェア、東南ア2カ国目[食品](2020/11/09)

兵庫県は、今月から来年1月にかけて、マレーシアで県産農林水産物・加工品の輸出促進プロモーションを実施する。マレーシアでは初めてで、東南アジアではシンガポールに次ぐ2カ国目となる。

同プロモーションに参加するのは兵庫県内11社で、明石市の名産品のタイやタコ、姫路市の殻付き生ガキといった海産物のチルド冷凍品のほか、豊岡市の出石そば、丹波市の丹波大納言ゆで小豆など25品目を出品する。

地元飲食店やスーパーマーケットなど約30社との商談で販路を探るほか、首都クアラルンプール(KL)の伊勢丹2店舗(KLCC、ジャパンストア)での一般消費者向け試食販売、地元富裕層や日本人客の多いKL・モントキアラ地区の日本食レストラン「しゃかりき432 マレーシア」での兵庫フェアを実施する。

兵庫県の担当者によると、伊勢丹での試食販売は、11月13~26日および12月26日~来年1月7日を予定しているが、新型コロナウイルス感染症の流行状況によって変更する可能性がある。日本食レストランでの兵庫フェアは11月中旬~月末を予定し、県産食材を使ったメニューを10品程度提供する。それぞれ来店者にアンケート調査を実施することで地元消費者の好みを探る。

過去3年間にわたるシンガポールでの県産品の販促フェアで手応えを得られたことから、次の市場としてマレーシアでの開催を決めた。日本食が浸透しており所得水準が高いこと、シンガポールに比べて他の自治体の参入が少ないことから、「伸びしろがあると判断した」(同担当者)という。

兵庫県は、今月から香港、フランス・パリでも同様のプロモーションを実施する。来年2月には、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイでの開催も予定している。

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