【台湾】威盛、中国企業に製品技術を売却[IT](2020/10/28)

台湾IC設計大手の威盛電子(VIAテクノロジーズ)は26日、中央演算処理装置(CPU)などを手掛ける中国の上海兆芯集成電路に、チップセットとプロセッサーの製品に関する技術や資料などの知的財産権を売却すると発表した。売却額は計2億5,739万米ドル(約270億円)。

威盛電子は、子会社とともに持つチップセット製品の技術と資料を1億3,897万米ドルで、プロセッサー製品の技術と資料を1億1,841万米ドルでそれぞれ売却する。売却益は合わせて1億9,748万米ドルに上る見通し。いずれも専利(発明に関する特許、実用新案登録、意匠登録)は含まない。

27日付経済日報によると、中国政府はプロセッサーの国産化に力を入れており、関連の研究開発(R&D)に手厚い補助金を投じている。業界関係者によると、威盛電子はパソコンやサーバー市場で主力となっているx86系プロセッサーのR&D能力を持つ。上海兆芯は威盛電子の技術を取得することで、業績の改善を狙う。

威盛電子は上海兆芯に対し、14.75%を間接的に出資している。威盛電子の陳文キ董事長(キ=王へんに奇)によると、上海兆芯との協業は今後も続ける考え。

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