【韓国】中堅建設の漢陽、麗水市をＬＮＧ供給ハブに［公益］（2020/10/27）

韓国建設会社の漢陽は26日、全羅南道麗水市に液化天然ガス（ＬＮＧ）の供給拠点を新設すると発表した。計１兆2,000億ウォン（約1,110億円）を投入し、2024年までに総容量80万キロリットルのＬＮＧ貯蔵タンクを備える計画だ。北東アジアのハブ港に位置付ける。

20万キロリットル級のタンク４基を建設する。すでに１基は、３月に産業通商資源省から工事計画の承認を取得しており、残り３基も年内に承認手続きを済ませる方針だ。21年半ばまでに基礎工事を終えて、タンク装置の工事を始める予定だ。

漢陽はＬＮＧ事業を成長分野の柱に据えている。30年までに世界最大のハブ港を建設し、ＬＮＧ取引量で世界１位達成を目標に掲げている。

麗水市に建設するＬＮＧ供給拠点（漢陽提供）