【韓国】「AIペット型ロボ」KTなど共同開発へ[IT](2020/09/21)
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韓国通信大手のKTは17日、子どもと高齢者向けに開発した人工知能(AI)ペット型ロボットを2021年の上半期中に発売すると発表した。
KTはこのほど、IT大手カカオ傘下で通信・モノのインターネット(IoT)専門のステージファイブ、ロボット専門のヌワロボティクス、社会起業支援非営利組織である米アショカの韓国支部アショカ・韓国の4者と、AIペット型ロボットの共同事業に向けた業務協約を交わした。
ステージファイブは年齢別に特化したコンテンツを、ヌワロボティクスはロボットのハードウエアやソフトウエアをそれぞれ担当する。アショカ・韓国は、社会的問題解決に向けた社会革新企業家を発掘・支援していることから、ロボットのコンテンツに社会的価値もプラスされるとみられる。
ロボットにはKTのAI音声サービス「ギガ・ジニー」が搭載されるため、音声サービスが利用できるという。子ども向けには体を使って楽しめるサービスを、高齢者向けには認知症ケアや話し相手、服薬指導などのサービスをそれぞれ提供する計画だ。