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【ベトナム】ベトジェット、ハノイで空港荷役を開始[運輸](2020/09/07)

ベトジェットは4日、ハノイ国際空港で自社のグラウンドハンドリングを開始した(同社提供)

ベトジェットは4日、ハノイ国際空港で自社のグラウンドハンドリングを開始した(同社提供)

ベトナムの格安航空会社(LCC)ベトジェット航空は4日、自社のグラウンドハンドリング(空港地上支援業務)部門がハノイのノイバイ国際空港で業務を正式に開始したと発表した。コロナ禍で旅客数が減る中、コスト削減を図る。荷役作業などが含まれる同業務を国内の航空会社が手掛けるのは初めてという。

荷物・貨物の積み上げ・積み降ろしや乗客の乗り降りのためのタラップ接続などの業務を始めた。グエン・タイン・ソン副社長は「コスト削減とグラウンドハンドリングサービスの強化、収入源の多角化への大きな一歩となる」と説明した。

ベトジェットは、ノイバイ空港と国内外の30カ所以上をつなぐ路線を運航している。自社のグラウンドハンドリングの開始は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)で航空業界が打撃を受ける中、事業モデルを柔軟に変化させていく取り組みの一つとなる。

同社は、今年4月からは生活必需品や医療機器などの貨物輸送サービスを強化。アフターコロナの需要を取り込むため、電子商取引(EC)商品の開発も進めており、近く投入する予定だ。

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