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【タイ】タイユニオン、米レッドロブスター子会社化[サービス](2020/09/03)

シーフードレストラン「レッドロブスター」の店舗=米国(RLMH提供)

シーフードレストラン「レッドロブスター」の店舗=米国(RLMH提供)

タイの水産最大手タイ・ユニオン・グループ(TU)は、シーフードレストラン「レッドロブスター」を展開する米レッドロブスター・マスター・ホールディングス(RLMH)の株式を追加取得し、子会社化する。今月中に手続きを完了する予定だ。

タイ証券取引所(SET)への報告によると、TUは複数の個人投資家と設立した「シーフード・アライアンス」を通じて、米投資会社ゴールデン・ゲート・キャピタルが保有するRLMHの発行済み株式36%を取得する計画だ。取得額は明らかにしていない。

TUは2016年、米国子会社タイ・ユニオン・インベストメント・ノースアメリカ(TUINA)を通じて、RLMHの普通株25%と出資オプションを持つ転換株式24%を総額5億7,500万米ドル(約610億円)で取得した。今回、シーフード・アライアンスを通じて追加取得する36%のうち、TUINAが13.7%(104万株)を保有することで、TUがRLMHの発行済み株式の過半数を握ることになる。

レッドロブスターは、1968年に米フロリダ州で1号店を開業。現在は全世界で750店舗以上を展開している。

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