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【インド】パソナ、インド含む5カ国でインターン事業[経済](2020/09/02)

パソナは1日、経済産業省から「令和2年度国際化促進インターンシップ事業」を受託したと発表した。インドを含む5カ国にサテライトオフィスを設置し、各国の人材にオンラインで日本企業のインターンとして働く機会を提供。人材を受け入れる中堅・中小企業の海外展開や社内の国際化に加え、リモート環境での外国人材を活用した事業展開や運営ノウハウを習得することを目標に掲げる。

パソナと日本貿易振興機構(ジェトロ)のコンソーシアム(企業連合)が事業を受託。1日からインターンシップの受入企業の募集を開始した。サテライトオフィスは、過去の事業でインターン参加者が多いインド、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアの5カ国に設置。参加する外国人材はサテライトオフィスに通勤し、テレビ会議システムなどを活用しながら、オンラインで日本企業のインターンシップに参加する。

10月15日まで企業と外国人材を募集し、11月の上旬から下旬にかけて選定を実施。12月から約2カ月間にわたりインターンシップを実施する予定だ。対象となる外国人材は80人程度で、企業は日本に主な事業所を持つ中堅・中小企業を対象に最大80社の参加を見込む。

パソナグループの広報担当者によると同事業の受託は5年目だが、サテライトオフィスを設置してオンラインでインターンシップを実施するのは初めて。例年は製造業の企業の参加が多いが、今年はIT企業やスタートアップの参加も増えると見込んでいる。受注額は非開示。

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