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【香港】香港日清の中間期、巣ごもり特需で増収増益[食品](2020/09/01)

日清食品ホールディングスの香港子会社、日清食品(香港日清)が8月31日発表した2020年1~6月期決算は、売上高が前年同期比15.9%増の17億3,539万HKドル(約237億円)、純利益が34.3%増の1億7,841万HKドルと、2桁の増収増益となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う巣ごもり需要を背景に即席麺の販売が好調だった。

同社によると、新型コロナウイルスの感染拡大以降、香港では一時、食料品や日用品の買い占めが発生。強みである即席麺や冷凍食品にも「特需」の恩恵があった。カップ麺や香港製造の袋麺も中国本土での販売が増え、巣ごもり需要を反映したとみている。

地域別売上高は、香港が13.1%増の7億855万HKドル、本土が17.8%増の10億2,684万HKドルだった。売上高全体に占める比率は香港が40.8%、本土が59.2%。

全体の粗利益率は33.9%と、1.7ポイント改善した。

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