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【カンボジア】電子部品製造への投資誘致へ、駐韓大使[製造](2020/08/27)

カンボジアのロン・ディマンチェ駐韓国大使は25日、韓国の電子部品企業にカンボジアへの投資拡大を働き掛ける方針を明らかにした。プノンペン・ポスト(電子版)が同日伝えた。

ロン・ディマンチェ大使は「多くの韓国企業が、米中貿易摩擦の影響で中国から東南アジアに生産を移管している」と指摘。韓国企業の進出に伴う雇用創出、競争力の向上などに期待を示した。

具体的には、LG電子やサムスン電子など大手企業向けの部品をカンボジアで生産するよう、韓国企業に呼び掛ける。近く韓国で、カンボジア進出についてのプレゼンテーションを行うという。

カンボジア商業省によると、韓国との2019年の貿易額は前年比36%増の10億3,100万米ドル(約1,100億円)。カンボジアは縫製品や履物など3億3,500万米ドル相当を輸出し、自動車、電子機器、機械類、部品など6億9,600万米ドル相当を輸入した。

カンボジアは7月、韓国との自由貿易協定(FTA)締結に向けた協議を開始している。

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