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【インドネシア】コロナ検査数、首都以外での不足に懸念[社会](2020/08/19)

インドネシアで新型コロナウイルスの検査数不足が懸念されている。医療体制が整っている首都ジャカルタとそれ以外の都市の落差が顕著で、人口が多い西・中・東ジャワの3州は100万人当たりの累計検査数が2,000件以下にとどまっている。

18日付テンポによると、7月5日までに西ジャワ州で実施された新型コロナの累計検査数は8万6,685件で、人口100万人当たり1,736件だった。中ジャワ州は同1,777件、東ジャワ州は同1,877件。ジャカルタ特別州の同2万6,527件を大幅に下回っている。

他州では北スマトラ州が同1,193件、パプア州が同5,440件だった。ただパプア州では検査数が減っている。パプア州新型コロナ緊急対策本部(タスクフォース)のシルワヌス報道官によると、同州の1日当たりの検査数は180~220件と3~4月の1日300~400件から減少した。追跡調査を十分に実施できていないことから検体が減っているという。

パプア州では3~4月に比べて1日の検査数が減っている(アンタラ通信)

パプア州では3~4月に比べて1日の検査数が減っている(アンタラ通信)

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