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【ベトナム】サッポロ現法、北部への海上輸送を開始[運輸](2020/08/18)

サッポロホールディングスは17日、サッポロビールがベトナム南部に置く工場から同国北部への商品の海上輸送を開始したと発表した。同国は南北に長く、工場から首都ハノイまでは直線距離でも1,000キロメートルを超える。従来はトラック輸送のみだったが、大部分を切り替えることで、環境負荷の低減を進める。

サッポロビールの現地法人サッポロ・ベトナムは、南部ロンアン省にビール工場を有する。北部の物流拠点までの輸送で、工場―ホーチミン港―ハイフォン港(北部ハイフォン市)―ハノイの新ルートを7月1日に開始した。大部分を国内内航船とすることで、二酸化炭素(CO2)排出量を年間約450トン削減できると見込む。

サッポロ・ベトナムのビール工場は2011年11月24日に完成。同工場は2年前、日本と途上国との温室効果ガスの排出量取引制度「二国間クレジット制度(JCM)」を活用して高効率機器を導入し、電力と液化石油ガス(LPG)の使用量削減も図っている。

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