【インドネシア】AP2、7月の搭乗者数が前月の2倍に回復[運輸](2020/08/06)
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インドネシアの国営空港運営会社アンカサ・プラ(AP)2は3日、運営する国内19カ所の空港で、7月の搭乗者数が前月比2.4倍の152万人に増加したと発表した。航空機の発着数は65%増の2万1,431回に、航空貨物の輸送量は14%増の4万9,076トンに、いずれも増加した。
AP2のムハマド・ワシド取締役(運営・サービス担当)は「新型コロナウイルスの影響を受けた空運業界は、6月中旬から回復傾向にある。7月の発着枠の利用率は、首都ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ空港で32%など、いくつかの空港で30%に達した」と述べた。8月は、搭乗者数や発着数などで回復が加速するとの見方を示した。
AP2は7~9月まで「セーフ・トラベル・キャンペーン」を実施している。各空港で世界旅行ツーリズム協議会と国際空港評議会(ACI)が設定した衛生規律を順守し、空運業界に対する信頼の確保を目指す。