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【中国】湖北の端午節、観光客数は前年の4割[観光](2020/06/29)

湖北省文化観光庁が27日に発表した端午節連休(25~27日)の省内の観光状況リポートによると、観光客数と観光収入はともに前年同期の4割の水準にとどまった。新型コロナウイルスの感染の中心地となった同省は、観光地への入場制限や予約制などの感染防止策を実施しながら観光業の再興を模索しているが、回復には時間がかかりそうだ。

観光客数は延べ678万5,100人、観光収入は26億9,000万元(約407億3,200万円)で、前年同期に比べるとそれぞれ38.4%、38.6%の水準だった。

連休中に営業していた省内の観光名所25カ所のうち23カ所では、観光客数が延べ63万7,400人、観光収入が6,160万元となり、今年の労働節連休中の前半3日間(5月1~3日)と比べるとそれぞれ12.7%、102.5%増加した。

同省文化観光庁によると、27日までに武当山(十堰市)や黄鶴楼(武漢市)など観光名所の9割近くが営業を再開。感染が最も深刻だった武漢市でも観光名所の7割が再開したが、観光業の苦境はしばらく続きそうだ。

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