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【中国】5月の新築住宅取引、上昇は57都市に増加[建設](2020/06/16)

中国国家統計局が15日発表した全国70都市の5月の新築住宅価格(低・中所得者向け住宅「保障性住宅」を除く販売用住宅)は、前月比で57都市が上昇、11都市が下落、2都市が横ばいだった。上昇都市数は前月を7都市上回り、新型コロナウイルスの影響が和らぎ不動産需要が高まっている。

上昇幅が最も大きかったのは寧夏回族自治区銀川の2.1%。下落幅は海南省三亜の0.4%が最大だった。主要5都市はいずれも上昇し、伸び幅は上海が0.8%、広東省深センが0.6%、北京が0.5%、天津が0.4%、広東省広州が0.3%となった。

前年同月比では62都市が上昇、8都市が下落した。上昇幅が最も大きかったのは河北省唐山の15.0%で、下落幅は四川省瀘州の3.5%が最大だった。

70都市の中古住宅価格は、前月比で41都市が上昇、22都市が下落、7都市が横ばいだった。上昇都市数は前月から4都市増えた。上昇幅が最も大きかったのは北京の1.8%。下落幅は黒竜江省牡丹江の1.5%が最大となっている。

前年同月比では45都市が上昇、25都市が下落した。上昇幅は唐山の15.2%が最大で、下落幅は山東省青島と牡丹江の5.5%が最も大きかった。

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