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【カンボジア】外国人の入国、3千米ドルの保証金必要に[医薬](2020/06/15)

カンボジア政府は、11日以降に同国に入国する外国人に対し、1人当たり3,000米ドル(約32万円)のデポジット(保証金)の支払いを求めると発表した。政府は新型コロナウイルスの流入防止対策で生じる費用を外国人は自己負担としており、3,000米ドルはこれら費用に充てることを想定している。

カンボジアでは現在、入国者全員にPCR検査など一連の防疫措置の実施が義務付けられている。

外国人入国者の場合、同措置で発生する費用の内訳は、空港から検査センターまでの交通費が5米ドル、PCR検査料が100米ドル、検査結果が出るまでの同センターまたはホテルでの宿泊費が1泊30米ドル、1日3回の食事代が30米ドルなど。

検査で新型コロナへの感染が判明した場合、治療や食事、洗濯、清掃を含む入院費として1日当たり225米ドルなどの支払いを求められる。

保証金の支払いは、現金またはデビットカードが利用できる。カンボジアでの滞在期間をカバーし、治療費の保険金額が5万米ドル以上の保険証書の提示などは、引き続き求められる。

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