【台湾】初の台湾製自動運転EVバス、月末完成へ[車両](2020/06/09)

台湾製で初となる自動運転の電気バス(EVバス)が、今月末に完成する見通しとなった。台湾政府系研究機関の工業技術研究院(ITRI、工研院)が主導して、車載用電子部品などを手掛ける車王電子(モービルトロン・エレクトロニクス)を中心に14社がサプライチェーンを構成。将来的には海外市場向けの供給も視野に入れている。8日付工商時報が伝えた。

工研院と車王電子は昨年末に提携契約を交わし、2021年末までに自動運転EVバス10台を生産する計画を進めている。1台目は今年第1四半期(1~3月)に市場に投入する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で遅れが生じた。

生産に当たっては、車王電子のほか、家電大手の東元電機(TECO)や液晶ディスプレー製品の佳世達科技(キスダ)、通信機器メーカーの明泰科技(アルファネットワークス)、EVバス最大手の華徳動能科技(RACエレクトリック・ビークルズ)などが参画。センサーや空調設備、システム統合、ネットワーク、コンプレッサーなど各種項目で提携している。

車王電子は自動運転のEVバス分野に大きな商機を見込み、研究開発(R&D)費用としてこれまでに計1億6,000万台湾元(約5億8,500万円)を投入。11年には華徳動能科技に出資した。

車王電子によると、台湾ではEVバスの年間需要台数が30年に1,000~1,500台となる見通しという。

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