【フィリピン】国内線運航で混乱、地方自治体の対応異なる[運輸](2020/06/09)

フィリピンの国内航空便で混乱が生じている。同国では6月1日に外出・移動制限措置が緩和され、国内線の運航を再開できるようになったが、地方自治体によって対応が異なるといった問題が浮上している。8日インクワイラーが伝えた。

国内線の運航再開が認められた後も、地方自治体がマニラ首都圏など新型コロナウイルスの感染リスクが高い地域からの旅客便の受け入れを拒否したことで、混乱が生じた。格安航空会社(LCC)最大手セブ・パシフック航空は、首都圏のニノイ・アキノ国際空港(NAIA)からミンダナオ南部ジェネラルサントスに向かう便が直前に欠航となる事態に陥った。

下院・運輸委員会のサルミエント委員長とエチベリ内務・自治次官は5日、この状況について協議。中央政府と地方自治体の間で、運航、空港再開のガイドラインを巡る解釈が異なるなど、調整が進んでいないことを問題点に挙げた。

一方、NAIAでは1日600人しか検疫できない状況のため、帰国を希望するフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)の多くが帰国便に乗れないという問題も生じているという。

フィリピン民間航空庁(CAAP)のシジョンコ長官によると、現時点で国内定期便を受け入れているのは、全40空港のうちNAIAやクラーク国際空港など13空港にとどまっている。

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