【ミャンマー】出稼ぎからの帰国者に配慮を=スー・チー氏[社会](2020/06/09)

アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相はこのほど、新型コロナウイルスの影響で、海外から帰国する出稼ぎ労働者に思いやりを持って接するよう国民に呼び掛けた。ミャンマー・タイムズ(電子版)が5日伝えた。

コロナ禍で失業した数万人の出稼ぎ労働者が、ここ数カ月でミャンマーに帰国しており、5月中旬以降は、国内で確認された新規感染者の大半を帰国者が占める。国民の間で「帰国者がウイルスを持ち込むのでは」という不安が高まっていることを受けて、スー・チー氏は自身のフェイスブック上で「帰国者は隔離されており、恐れる必要はない。感染が確認された場合でも、治療体制を整えている」と説明した。

海外で働くミャンマー人は約400万人に上り、2019年だけで30万5,000人以上が新たに出国した。出稼ぎ労働者からミャンマーへの送金額は、19年には10億米ドル(約1,095億円)を超えた。スー・チー氏は「帰国した出稼ぎ労働者たちは、国の発展を支えてきた」と評価している。

スー・チー氏は2日には、タイ、中国、韓国の在外公館関係者とのビデオ会議を開催し、「すべての同胞を大切にしなければならない」と指示した。

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