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【中国】中学生の喫煙率3.9%、5年間で2P低下[社会](2020/06/02)

中国疾病予防コントロールセンターが5月31日の世界禁煙デーに合わせて発表した2019年の中高生の喫煙、受動喫煙の調査によると、全国の中学のうち喫煙の習慣があると答えた生徒は全体の3.9%となった。14年調査から2ポイント下落した。

「たばこを吸ったことがある」と答えた生徒は12.9%で、14年から5ポイント縮小した。一方で電子たばこのまん延はじわりと進んでおり、電子たばこを喫煙している生徒は2.7%で、14年比で1.5ポイント拡大している。

高校生では、たばこを吸ったことがある生徒は24.5%、喫煙習慣がある生徒は8.6%だった。

調査では中学生の受動喫煙についても聞いた。「過去7日以内に家庭、公共施設の室内、公共の場(野外)、公共交通機関で喫煙をしている人を見かけたことがある」と答えた学生は63.2%となった。14年調査からは9.7%改善しているものの、疾病予防コントロールセンターは依然として高い水準と指摘している。また「学校内で過去30日以内に喫煙者を見かけた」、「教師が毎日喫煙しているのを見かけた」と回答した学生はそれぞれ45.2%、8.5%となっている。

調査は全国31省・自治区・直轄市の中学校1,024校、高校974校を対象に実施。28万8,192人が参加し、有効回答率は94.8%だった。

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