【タイ】4月のMPI17%減、設備稼働率は52%[経済](2020/05/29)

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タイ工業省工業経済事務局(OIE)がこのほど発表した2020年4月の製造業指数によると、付加価値ベースの鉱工業生産指数(MPI、季節調整なし、速報値、2016年=100)は、前年同月比17.21%減の79.04だった。指数の下落は12カ月連続で、2011年11月以来の低水準となった。

MPIは20業種(その他を除く)中14業種が下落した。MPI全体への寄与率が高い上位5業種の増減率は、◇「食品」が0.47%増◇「車両・トレーラー」が80.26%減◇「コークス・精製石油製品」が19.27%減◇「コンピューター・電子製品」が2.02%増◇「ゴム・プラスチック製品」が7.79%減――だった。上位5業種以外では「その他輸送用機器」が47.86%減と落ち込む一方、「医薬品」は38.52%増となった。

4月の設備稼働率(季節調整なし)は51.87%。前月比では15.91ポイント下落した。下落幅は13年4月以来の大きさとなった。前年同月比では11.26ポイント下落し、12カ月連続で前年割れとなった。

20業種のうち、寄与率が高い5業種では、◇「食品」が前年同月比0.45ポイント減の53.00%◇「車両・トレーラー」が58.00ポイント減の14.32%◇「コークス・精製石油製品」が14.83ポイント減の76.46%◇「コンピューター・電子製品」が3.70ポイント増の73.10%◇「ゴム・プラスチック製品」が1.88ポイント減の42.43%――だった。

このほか「その他輸送用機器」が28.11ポイント減の30.39%、飲料が21.98ポイント減の39.85%と落ち込んだ。いずれも、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自動車各社が生産を一時停止したほか、タイ政府が酒類の販売を一時禁止するなどしたことが影響したもようだ。

※関連記事:2020年4月のタイの設備稼働率(表)

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