【ミャンマー】家庭用電気料金、5月末まで一部無料化継続[公益](2020/05/27)
電力・エネルギー省は25日、5月の家庭用電気料金について、150ユニット(キロワット時)を下回る分を無料化すると発表した。同省は先に、75ユニットまでを15日まで一律で無料化するとしていたが、無料化する使用量を150ユニットに拡大するとともに、期間を月末まで延長したことになる。
国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーを通じ、26日に発表した。ミャンマーでは外出自粛要請により自宅で過ごす時間が増えた世帯で、電気の消費が拡大しており、家計を圧迫している。一部無料化は、打撃を緩和するのが目的だ。無料化の対象には、宗教団体やミャンマー人の市民団体なども含まれる。大使館や国連機関などは対象にならない。
政府は4月も、150ユニットまでの家庭用電気料金を無料化していた。