【台湾】エルステッドがア太市場深耕へ、日本も狙う[公益](2020/05/26)

デンマーク国営電力会社、エルステッドの台湾法人である沃旭能源の汪欣潔総経理はこのほど、エルステッドが台湾を足掛かりにアジア太平洋市場の開拓を進める方針を示した。現在台湾で進めている洋上風力発電事業の経験を他国・地域でも生かしたい考え。日本市場にも商機を見出している。25日付工商時報が伝えた。

汪総経理によると、エルステッドは2014年にアジア太平洋地域の風力発電市場を開拓する計画を策定。今後は台湾事業の経験を生かし、周辺諸国・地域の市場開拓を積極化する。

汪総経理は、中でも日本と韓国に大きな商機を見出しており、日本では千葉県銚子沖の開発案件の受注を狙う方針。

既に洋上風力発電所の建設を進めている台湾では、稼働後の運営体制の強化に取り組んでいる。台中港での運営センターの建設や洋上風力発電所の技術者の輸送に特化した船舶「SOV(サービス・オペレーション・ヴェッセル)」の確保、大学や専門学校での人材育成にそれぞれ乗り出している。

汪総経理によると、台湾の施設運営に関する人材は現在、大半が海外籍だが、今年末から本格的に地場の人材を運営チームに入れていく。台湾で育成した人材は、その他のアジア太平洋地域で事業を展開する際も動員する考え。

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