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【フィリピン】ITBPM業界、コロナで在宅勤務6割に[IT](2020/05/14)

フィリピン情報技術ビジネス・プロセス協会(IBPAP)は13日、外出・移動制限措置への対応が進んでいると発表した。在宅勤務が約6割に達するなど、柔軟な働き方の導入が進んでいる。

業界全体の従業員のうち、在宅勤務は58%に上り、数週間前の40%から割合が増えている。一方、実際に出社している従業員も全体の15%と、数週間前の10%から増加傾向にある。

分野別では、旅行と観光が課題に直面している一方、医療、通信、金融サービス、電子商取引(EC)などで需要が伸びている。

2019年のIT・BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)産業は好調に伸びた。売上高は前年比7.1%増の263億米ドル(約2兆8,150億円)だった。正社員数は7万1,000人増え、130万人に達した。

大手企業がマニラ首都圏だけでなく、バコロドやセブ、ダバオ、イロイロ地方へも拠点を拡大する動きが目立った。IBPAPのレイ・ウンタル会長は「逆風の中で競争力を示した」と強調した。

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