【ミャンマー】ラカインの紛争地帯、一部のみでネット再開[IT](2020/05/05)

ミャンマー外務省は3日から、約1年ぶりに西部ラカイン州マウンドー郡区のインターネット接続を認めたと発表した。4日、公式フェイスブックに声明を発表した。

政府は2019年6月、ラカイン州のマウンドー、ブティダウン、ラテダウン、ポンナギュン、チャウクトー、ミャウー、ミンビャ、ミェボンと北西部チン州パレワの計9郡区でインターネットを遮断した。同地域では少数民族武装勢力と国軍の戦闘が激化しており、ネットを利用して武装戦力が組織化するのを防ぐことが目的。

国内外の市民団体が「新型コロナウイルス感染が拡大する中、インターネット遮断で情報を得られない人々の命が危険にさらされている」と、ミャンマー政府に対して再開を強く訴えていた。

地元メディアによると、同州の非営利組織(NPO)「ラカイン民族会議(REC)」のゾー・ゾー・トゥン事務局長は「マウンドーに近いブティダウン郡区でもつながるようになった」と語った。

大統領府のゾー・テイ報道官は3月1日の記者会見で、「1郡区だけでインターネット接続を再開する。他の郡区へは、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を通じて情報を提供している」と話していた。

政府は、関係当局はSMSや携帯電話で連絡を取り合うことができ、住民にはラジオやテレビで情報を提供しているため、インターネット遮断が新型コロナ対策に影響を与えることはないと主張している。

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