【中国】無症状感染への警戒強化、再発防止へ李首相[社会](2020/03/30)

中国の李克強首相は26日、無症状の感染者への対応を重視するよう、新型コロナウイルス感染症(COVID19)対応の指導グループ会議で指示した。湖北省の都市封鎖解除で人の流動が活発化するのに伴い、無症状感染者から流行が再発しないよう警戒を強める構えだ。

李氏は「無症状感染は本当に伝染性がないのか、流行状況に変化は生じないのか、国家衛生健康委員会は専門家を組織して真剣に検討し、科学的な対応方法を策定する必要がある」と述べた。「これはわれわれの防疫の成果を強固にし、見落としを生じさせない上で重要だ」とも指摘した。

中国政府は無症状感染を感染者統計に計上しておらず、市民の間では不安視する向きもある。李氏は、無症状感染について「市民が懸念を強めている問題」と認めた上で、関係部門は対応策などを随時公表していくよう求めた。

会議ではこのほか、症状が治癒した患者の追跡と健康管理を強化する方針を確認した。海外からの流入防止対策では、空路だけでなく陸路と水路への警戒を強め、入国船舶への検疫や陸上の国境管理を徹底するよう指示。新たな感染が確認された場合は直ちに情報を公開し、「虚偽報告や報告漏れは決して認めない」とした。

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