【シンガポール】新たに3人感染、累計50人に[社会](2020/02/13)

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新たに見つかった感染者について発表するガン・キムヨン保健相(右から2番目)やローレンス・ウォン国家開発相(同3番目)ら=12日、シンガポール中心部(NNA撮影)

新たに見つかった感染者について発表するガン・キムヨン保健相(右から2番目)やローレンス・ウォン国家開発相(同3番目)ら=12日、シンガポール中心部(NNA撮影)

シンガポールの保健省は12日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染者が新たに3人確認されたと発表した。3人ともシンガポール人で中国への渡航歴はない。感染者数は計50人に拡大した。

新たに見つかった感染者のうち、34歳の男性は、1月26日にマレーシアに滞在。2月1日に発症し、2日から10日にかけて5回にわたり診療所を受診。さらに10日に国立感染症センター(NCID)を訪れ、11日に感染が確認された。

男性は西部ブキバトック在住で、NCIDに入院する前には、繁華街オーチャードに近いタングリンとブキバトックにある教会施設グレース・アセンブリー・オブ・ゴッドに足を運んでいた。

2人目は46歳の男性。3日に発症し、8日に診療所を受診した後、8日にシンガポール国立大学病院(NUH)で診察を受け、いったんは帰宅。10日の再診で入院し、11日に感染が確認された。1人目と同様に、タングリンとブキバトックのグレース・アセンブリー・オブ・ゴッドを訪れていた。

3人目は、地場金融最大手DBSグループ・ホールディングスの本店DBSアジア・セントラルに勤める62歳の男性。新本店は、金融機関が多く入居する中心部のオフィスビル「マリーナベイ・フィナンシャルセンター(MBFC)タワー3」にオフィスを構える。男性は12日朝に感染が確認され、NCIDに入院している。

これまでに感染が確認された患者のうち、重篤な状態で集中治療室(ICU)に入っている患者は8人に増えている。15人は既に退院。残りは病状が安定して快方に向かっている。今のところ死者は出ていない。中国への渡航歴がない患者は28人となった。

シンガポール政府は7日、感染症の警戒レベルを4段階で上から2番目のオレンジに引き上げた。12日の記者会見に出席したローレンス・ウォン国家開発相は、「国民が心配しているのは理解できるが、警戒レベルの色が重要なのではなく、現状にどう対応していくかが肝要だ。政府は状況に応じて必要な対策を講じていく」と述べ、市民に冷静に対応するよう促した。

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