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【シンガポール】三菱ケミカル、4月にグループ3社統合[化学](2020/02/11)

三菱ケミカルは10日、シンガポールで事業を展開するグループ会社3社を統合すると発表した。親会社の三菱ケミカルホールディングスグループが進めるグループ会社削減計画の一環で、機能の一本化と新市場の創出が狙いだ。

4月1日をめどに、三菱ケミカル・アジア・パシフィック、三菱ケミカル・パフォーマンス・ポリマーズ・アジア・パシフィック、ニッポン・ゴウセイ・アジア・パシフィックの3社を統合。三菱ケミカル・アジア・パシフィックを存続会社とする。

新会社の名称と所在地は既存企業のものを承継する。三菱ケミカルの出資比率は100%。資本金は1,622万6,000米ドル(約17億8,100万円)となる予定だ。

新会社は、アジア太平洋地域の地域統括拠点として、石油化学製品、アルポリック、石炭化学製品、高機能ポリマーなどの販売のほか、親会社からの総務・人事などサービス業務の受託事業を手掛ける。従業員数は既存3社の従業員を合わせた約50人となる見通しだ。

三菱ケミカルは昨年11月、タイと台湾でもグループ会社を統合すると発表していた。

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