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【カンボジア】燃油小売価格の順守要請、米イラン対立受け[資源](2020/01/13)

カンボジア商業省は9日、国内で営業する給油所に対し、政府が設定する燃油小売価格を順守するよう要請した。また、米国とイランの対立で原油価格が不安定に推移する中、商業省は従来通り、約2週間ごとの燃油価格の見直しを続ける方針を示した。地元各紙(電子版)が伝えた。

商業省は、今月1~15日の小売価格としてガソリンで1リットル当たり3,750リエル(約101円)、軽油で同3,650リエルを適用。これ以上の価格で販売することのないよう、小売事業者に呼び掛けた。設定以上の価格で販売する小売業者には、1,000米ドル(約11万円)の罰金が科される。

商業省は、シンガポール市場の石油製品価格指標(MOPS)を基準に、小売業者のコストや付加価値税(VAT)などを考慮して燃料の小売価格を算出。財務経済省、工業・手工芸省と連名の省令で発表している。

カンボジアは、石油製品をベトナム、シンガポール、タイなどから輸入している。

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