【カンボジア】神鋼環境ソリュ、シエムレアプで上水道拡張[公益](2020/01/10)

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神鋼環境ソリューションとシエムレアプ水道公社の契約調印式の様子=2019年11月(神鋼環境ソリューション提供)

神鋼環境ソリューションとシエムレアプ水道公社の契約調印式の様子=2019年11月(神鋼環境ソリューション提供)

神鋼環境ソリューション(神戸市)は9日、カンボジア北西部シエムレアプ市で上水道の拡張事業を受注したと発表した。日本の政府開発援助(ODA)事業の一環で、「パッケージ3」として浄水場建設と取水設備の機械・電気工事を請け負う。

シエムレアプ水道公社と請負契約を締結した。トンレサップ湖を水源にした浄水場を建設する。1日当たりの処理能力は6万立方メートルで、同地区で最大規模の浄水場となる。建設期間は33カ月で、2月初旬の着工を計画している。受注額は非公表。

神鋼環境ソリューションによると、シエムレアプ市では急激な人口増加によって、安全な水の需要が急速に拡大。シエムレアプ水道公社が保有する2カ所の浄水場のみでは、上水の供給が追いつかない状態となっている。このため、ホテルなどでは地下水のくみ上げが行われ、地盤沈下など環境への影響が懸念されているという。

今回受注した案件は、日本政府がカンボジア政府との間で2012年3月に調印した約72億円の円借款事業の一環。事業は3つのパッケージに分かれており、「パッケージ1」では取水施設および導水管・送水管工事、「パッケージ2」では配水管敷設工事が行われる。昨年1月には、クボタ建設(旧クボタ工建、大阪市)がパッケージ2をシエムレアプ水道公社から約21億円で受注したと発表した。

神鋼環境ソリューションはこのほか、カンボジアではこれまで浄水設備を4件受注。首都プノンペン郊外では、上水道事業も展開している。

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