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【タイ】11月のMPIは8.3%減、設備稼働率は63.2%[経済](2019/12/27)

タイ工業省工業経済事務局(OIE)がこのほど発表した2019年11月の製造業指数によると、付加価値ベースの鉱工業生産指数(MPI、季節調整なし、速報値、2016年=100)は、前年同月比8.27%減の96.77だった。7カ月連続で下落した。

MPIは20業種(その他を除く)中16業種が下落した。MPI全体への寄与率が高い上位5業種の上昇率は、◇「食品」が5.69%減◇「車両・トレーラー」が21.22%減◇「コークス・精製石油製品」が18.50%減◇「コンピューター・電子製品」が4.33%減◇「ゴム・プラスチック製品」が10.85%減――だった。このほか「繊維」と「衣服」がそれぞれ2桁減少した。一方、伸び率が最も高かったのは「飲料」で、8.67%増だった。

11月の設備稼働率(季節調整なし)は63.17%。前月から0.16ポイント上昇、前年同月からは7.13ポイント下落した。

20業種のうち、寄与率が高い5業種では、◇「食品」が前年同月比2.32ポイント下落の52.05%◇「車両・トレーラー」が同21.44ポイント下落の74.36%◇「コークス・精製石油製品」は25.41ポイント下落の64.36%◇「コンピューター・電子製品」が4.25ポイント下落の78.54%◇「ゴム・プラスチック製品」が3.16ポイント下落の50.23%――だった。

※関連記事:2019年11月のタイの設備稼働率(表)

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