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【カンボジア】道路310カ所の損傷修復、アプリ導入で[運輸](2019/12/19)

カンボジアの公共事業・運輸省は、市民に道路の損傷箇所を報告してもらうためのアプリを昨年12月に導入した結果、これまでに310カ所の修復が完了したと発表した。クメール・タイムズ(電子版)が17日に伝えた。

損傷道路の報告用アプリ「ロードケア」はこれまでに1万7,122回ダウンロードされ、洪水や過積載車両の通行などで傷んだ道路の修復促進につながっている。報告のあった2,503カ所のうち310カ所の修復がすでに終わり、残る作業は来年に持ち越される見通し。

同省のイット・ブナ長官は16日、北西部バッタンバン州で住民向けのアプリ活用促進キャンペーンを行った。同長官は、アプリ開設によって同省職員が直接住民からの報告を受けた後、損傷が拡大する前に修復に着手できていると語った。

スン・チャントル公共事業・運輸相はアプリ導入時、報告から修復までにかかる時間を測定することを職員に指示し、住民からの報告に対して迅速に対応する方針を示している。アプリを使用した首都プノンペンの住民は、「国道5号線の道路損傷を報告したところ、ほぼすぐに修復された」と述べた。

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