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【台湾】11月の二輪車販売、ゴゴロが2位に初浮上[車両](2019/12/03)

台湾の交通部(交通省)によると、二輪車の11月の新車販売台数(ナンバープレート交付ベース)は前年同月比28.5%増の8万168台だった。3カ月連続で前年同月を上回った。電動スクーター「Gogoro Smartscooter(ゴゴロ・スマートスクーター)」を展開する睿能創意(ゴゴロ)は、先月から1つ順位を上げ、初めて2位に付けた。

排気量別では、主力の125ccが8.1%増の3万2,764台、150cc以上は22.7%増の9,557台。一方、80~115ccは10.9%減の1万3,021台だった。50ccは販売が計上されなかった。

電動二輪車は約2.6倍の2万4,826台と大きく伸びた。

最大手の光陽工業(キムコ)の販売台数は11.8%増の2万3,485台。電動二輪車が約14.4倍の4,040台と急伸した。主力の125ccもプラスを維持したが、80~115ccと150cc以上はともに前年同月を下回った。

ゴゴロは約2.2倍の1万8,530台。9月に発表した軽量型の新モデル「Gogoro VIVA(ゴゴロ・ビバ)」と女性向けモデルの「Gogoro 2 Delight(ゴゴロ2ディライト)」が好調で、単月の販売台数としては過去最多となった。

三陽工業(SYM)は25.1%増の1万6,089台。150cc以上が約5.2倍となったものの、80~115ccが伸び悩み、順位を1つ落とした。電動二輪車の販売は9.4%減の106台。

台湾山葉機車(台湾ヤマハ、ヤマハ発動機系)は9.7%増の1万5,550台。電動二輪車は約9.4倍の366台だった。

スズキの台湾総代理店、台鈴工業は18%減の794台。80~115cc以外が伸び悩んだ。

1~11月の販売は前年同期比4.1%増の79万5,319台。伸び幅は1~10月(1.9%)から2.2ポイント拡大した。

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