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【マレーシア】公共交通、米系アプリと到着予測で提携[運輸](2019/11/18)

ITを活用した次世代の乗り物サービス「MaaS(マース)」を提供する米国のスタートアップ、モービット(Moovit)はこのほど、マレーシアの公共交通機関と提携した。スマートフォンのアプリでクアラルンプール首都圏の電車やバスの到着時間を確認できる。

同社によると、マレー鉄道(KTM)コミューターのポートクラン線とスレンバン線のほか、スランゴール州プタリンジャヤ市の無料バス「PJシティーバス」、スランゴール州の無料バス「スマート・スランゴール」、クアラルンプール市内の無料バス「GoKLバス」と提携した。衛星利用測位システム(GPS)により運行状況をリアルタイムで確認できる。

12日付スターによると、マレーシア首都圏で都市高速鉄道(MRT)、軽量軌道交通(LRT)、モノレール、バスを運営する公共交通サービス「ラピッドKL」も、リアルタイムでの運行情報配信に向け、モービットのほか米IT大手グーグルなどと協議している。ラピッドKLはすでにウェブサイトで情報を配信しているが、アプリ版は来年1月の開始を目指すという。

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