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【台湾】台北旅行博開幕、日本の自治体・企業がPR[観光](2019/11/11)

静岡県は富士山のほか、三島市や伊豆市など伊豆半島の魅力をアピールした=10日、台北(NNA撮影)

静岡県は富士山のほか、三島市や伊豆市など伊豆半島の魅力をアピールした=10日、台北(NNA撮影)

台湾最大規模の旅行展示会「2019台北国際旅展(ITF、台北旅行博)」が8日、台北市で開幕し、日本からは各地の自治体や企業などがブースを出展した。台湾からのインバウンドを取り込もうと、それぞれの強みや目玉をアピールした。

主催者によると、日本からは過去最多の175ブースが出展した。

静岡県の「美しい伊豆創造センター」は、伊豆半島として3回目の出展。全長400メートルを誇る日本一長い歩行者専用吊り橋の「箱根西麓・三島大吊橋」(三島スカイウォーク)をアピールした。高さは70メートルで、富士山と駿河湾、伊豆の山並みなどが一望できる。

担当者は「セグウェイガイドツアーなど体験型のプログラムも用意している。ただ絶景を眺めるだけでなく、プラスアルファの体験もしてもらいたい」と述べた。伊豆半島を訪れる台湾人はインセンティブ旅行が多くを占めるという。

沖縄県は伝統文化を紹介し、伝統工芸の紅型(びんがた)染めや伝統衣装「琉装」の体験着付けコーナーを設けた。台湾では菜食(素食)主義者が多いことから、ベジタリアン向けの飲食店を紹介したパンフレットも用意した。

「沖縄観光コンベンションビューロー」の担当者は「ダイビング体験などのアクティビティー参加者のほか、宮古島など離島観光の需要取り込みも強化していく」と意気込んだ。

台北旅行博は11日まで台北市南港区の南港展覧館で開催。今年は60カ国・地域から観光当局や旅行会社、飲食店、ホテル、航空会社など計950社・団体が参加し、約1,700ブースを出展した。

沖縄県からはミス宮古島(左)、ミス八重山(右)が登場し、県の魅力をPRした=10日、台北(NNA撮影)

沖縄県からはミス宮古島(左)、ミス八重山(右)が登場し、県の魅力をPRした=10日、台北(NNA撮影)

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