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【韓国】杏林の頻尿治療薬、第一薬品に開発権供与[医薬](2019/11/08)

キョーリン製薬ホールディングスの子会社、杏林製薬は7日、韓国同業の第一薬品と頻尿・失禁治療薬「ビベグロン」の韓国における開発・製造・販売に関するライセンス契約を結んだと発表した。

杏林製薬は第一薬品に対し、ビベグロンの独占的開発権と製造権、販売権を供与する。ビベグロンの韓国での普及と、グローバル展開の足掛かりにしたい考え。

ビベグロンは米製薬大手メルク・アンド・カンパニーが開発した過活動ぼうこう治療薬で、ぼうこうを弛緩させることで蓄尿機能を高め、尿意の切迫感や頻尿、失禁などの症状を改善する効果がある。

杏林製薬は2014年7月にメルクよりアジア地域の独占的な開発・製造・販売権を取得。日本国内ではキッセイ薬品工業と共同開発・販売契約を16年に結び、18年11月に「ベオーバ」という製品名で発売した。

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