【タイ】テクノメディ、介護療養型の医療施設を開発[医薬](2019/09/24)
タイの医療機器・用品商社テクノ・メディカルは23日、介護療養型の高齢者病院と介護施設を開発し、運営する計画を発表した。事業多角化の一環で、人口の高齢化が進んでいることから、需要を見込んでいる。
タイ証券取引所(SET)への報告によると、新たに設立する子会社を通じ、バンコク東部バンカピにある4,660平方メートルの所有地に、高齢者病院の病棟ビル(最大30床)、介護施設のビル(およそ80室)を建設する。デイサービスなどのほか、リハビリや介護人材の育成も手掛ける予定。投資額は1億6,645万バーツ(約5億9,000万円)で、このうちビル建設費が1億1,645万バーツ、設備購入が5,000万バーツとなる。
子会社は、資本金1億2,500万バーツで設立する。テクノ・メディカルが80%、個人投資家4人が残りを出資する。8%を出資して個人筆頭株主となるノパドン氏は、新会社の取締役に就任するという。今後の計画について、子会社の関連ライセンスの取得を2020年内に終えるとしている。