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【フィリピン】小規模鉱業事業者に6鉱山を新規開放か[資源](2019/09/18)

フィリピン環境天然資源省の鉱山地学局は、小規模な鉱業事業者に対し、新たに6鉱山での採掘を認める方針だ。年内の正式決定を見込んでいる。17日付ビジネスワールドが伝えた。

鉱山地学局のモンカノ局長によると、事業者からの申請に基づき、新たに6カ所を指定鉱山の候補に選定した。指定を申請中の鉱山が100カ所を超え、手続きが複雑で時間がかかりすぎるため、ミナハン・バヤン法を改正して手続きを簡素化する意向を示した。

国内で生産される金の約60%は、違法な小規模業者によって採掘されているとみられる。違法行為を規制し、環境保全や鉱山労働者の安全を確保するため、同法は政府が指定した鉱山に限って採掘を認めると規定。現在、29の鉱山が指定されている。

ミナハン・バヤン法では、フィリピン資本が100%の事業者に限って指定申請を認めている。採掘した金は、すべてフィリピン中央銀行または中銀が指定する代理店に売却することが義務付けられている。

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