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【インド】中古車販売が拡大、本年度は440万台見通し[車両](2019/09/17)

新車販売が低迷するインドで中古車の売買が活発だ。大都市で車両の買い替えが進んでいることを背景に、業界関係者は2019/20年度(19年4月~20年3月)の販売台数が前年度比10%増の440万台に拡大すると予想する。ライブミント(電子版)が16日に伝えた。

マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)の中古車販売部門マヒンドラ・ファースト・チョイス・ホイールズ(MFCWL)は440万台、中古品売買のマーケットプレースを運営する米系OLXのインド法人は440万~450万台に達するとみる。

インドの大都市では、大気汚染対策の一環で走行できる車両の年数に制限がある。デリー首都圏(NCR)では、車齢が15年を超えるガソリン車と同10年超のディーゼル車の走行が禁じられている。これらが中小都市に流れ、中古車の取引を活発化させているようだ。「大都市のユーザーが短期間に車を買い替えるようになったことも影響している」と、MFCWLのアシュトシュ・パンデイ氏は分析する。

OLXインディアの自動車部門で副社長を務めるスニー・カタリア氏は、「ティア2」と呼ばれる中都市では18/19年度下半期に中古車需要が10%増加したと話す。

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