【タイ】8月の車輸出20.5%減、オセアニア向け不振[車両](2019/09/18)
タイ工業連盟(FTI)が17日発表した2019年8月の自動車輸出台数は、前年同月比20.5%減の8万1,549台だった。主要輸出先のオセアニア向けが3割落ち込むなどして、2カ月連続で減少した。
仕向け地別では、アジアが1.9%減の3万225台で最も多かった。以下はオセアニアが30.0%減の2万2,203台、中東が24.6%増の1万707台で続いた。中東を除く6地域向けが減少した。
車両と部品の輸出総額は、19.2%減の651億3,588万バーツ(約2,305億円)だった。
1~8月の輸出台数は、前年同期比4.1%減の72万3,561台。最大の輸出先のオセアニアが12.0%減の21万9,338台と落ち込み、2位のアジアは3.9%増の21万2,965台とプラスを維持している。
■二輪輸出は7カ月連続プラス
8月の二輪車の輸出台数は前年同月比18.9%増の7万6,762台で、7カ月連続プラス。バイクの車両と部品の輸出額は、26.8%増の65億1,365万バーツだった。
1~8月の二輪車の輸出台数は、前年同期比10.5%増の64万3,290台。部品を含む輸出額は18.2%増の508億2,366万バーツとなった。