【シンガポール】保険大手の法人医療保険、加入上限100歳に[金融](2019/09/05)
シンガポール保険大手の英系プルデンシャル・シンガポールが、法人契約の医療保険で、被保険者の加入年齢の上限を9月1日付で100歳に引き上げた。高齢化に合わせた動きという。
100歳まで加入できる法人契約の医療保険は国内で初めて。保険各社は通常、法人向け医療保険の加入年齢の上限を70~75歳としている。
プルデンシャルは、平均余命が伸び、高齢になっても働き続けたいと考えている労働者が増え、政府も2022年から定年と再雇用の年齢を段階的に引き上げる方針を打ち出していることから、加入年齢の上限引き上げを決めたと説明している。
プルデンシャルは同時に、団体定期生命保険、事故による死亡や重大な障害、治療費を保証する保険の加入年齢の上限も64~69歳から70~74歳に引き上げた。
【4日シンガポールプレスホールディングス=NNA】