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【マレーシア】中国の製紙ビンダ、地域統括拠点を着工[製造](2019/09/05)

香港上場の中国本土製紙大手、維達国際(ビンダ)は3日、マレーシア・スランゴール州クランのブキラジャで東南アジア地域統括拠点を着工した。既存の生産拠点2カ所と倉庫3カ所を統合し、新たな中核拠点を開設する。

3日に開催した着工式には、維達の李朝旺会長や、スランゴール州の投資誘致機関インベスト・スランゴールの関係者らが出席。マレーシア投資開発庁(MIDA)のアズマン・マフムド最高経営責任者(CEO)のスピーチが代読された。

アズマンCEOは「維達の新拠点開設は、関連産業全体の発展を促進する」と指摘。維達による(ロボットやITを活用して製造業の生産効率化を図る)インダストリー4.0への取り組みを、「生産性を向上し、高付加価値の雇用創出を通じて経済成長に貢献する」と高く評価した。 

維達は1994年にマレーシアで紙オムツの生産を開始。現在、現地で900人以上を雇用している。

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