【インド】東芝エネシステムズ、ネパール発電設備受注[公益](2019/09/04)

東芝エネルギーシステムズは3日、ネパール政府傘下の発電会社が西部タナフ郡に建設するタナフ水力発電所の発電設備を受注したと発表した。完成後の合計発電容量は、現在のネパール全土の発電設備容量の13%に相当する14万キロワット(kW)となる見込み。2024年の運転開始を予定する。

約7万kWの水車および水車発電機2セットを、タナフ発電所の設計・調達・建設(EPC)契約者である中国電力建設集団(中国電建)から受注した。設備の製造は東芝エネルギーシステムズ子会社の東芝水電設備(杭州)が請け負う。受注額は非開示。

タナフ水力発電所は、国際協力機構(JICA)およびアジア開発銀行(ADB)などの融資により、ネパール州政府傘下のタナフ水力発電が西部セティ川流域に建設を予定する。貯水池方式の水力発電所で、乾期でも発電が可能。東芝エネルギーシステムズによると、ネパールでは水力発電が国内の発電設備容量107万5,000kWの9割を占める。ただ、乾期の電力供給能力は雨期の6割程度にとどまり、乾期でも安定して電力を供給できる貯水池式の水力発電所への需要が高まっているという。

東芝エネルギーシステムズの担当者はNNAに対し、受注の経緯について「昨年10月に開催された日中第三国市場協力フォーラムでの東芝と中国電建の合意に基づいた案件」とコメントした。

同社は、2002年に営業運転を開始したネパール中部のカリガンダキA水力発電所に、容量14万6,000kWの発電設備を納入した実績を持つ。

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