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【タイ】ダイカストのSTG、1.4億円の設備投資[製造](2019/08/27)

マグネシウムおよびアルミニウムダイカスト製品メーカーのSTG(大阪府八尾市)は26日、タイの連結子会社サンキ・イースタン(タイランド)が設備投資を実施すると発表した。投資予定額は総額1億4,280万円。マグネシウムダイカスト製品の需要拡大に応えるため、生産能力向上を図る。

第1弾として、自己資金6,230万円を投じて、マシニングセンターと成型機、検査測定器、その他周辺機器を導入する。今年9月から来年6月ごろの稼働を予定する。第2弾として、8,050万円を投じて、ダイカストマシンとその他周辺機器を導入する。自己資金と現地借入金を使用する予定で、設備は来年10月ごろの稼働を見込む。STGの担当者によると、設備はすべてタイ国内で調達する。マグネシウムダイカスト製品は剛性や振動吸収性に優れ、さまざまな分野で軽量化が求められる時代の流れを受けて、部品採用に一層の広がりが見られるという。

サンキ・イースタン(タイランド)は、2011年に中部アユタヤ県サハラタナナコン工業団地に設立された。「製造したマグネシウムダイカスト製品の大半はタイに進出する精密機械や自動車部品を製造する日系企業に販売し、一部は日本へ輸出している」(STG担当者)という。

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