【マレーシア】2QのFDI純流入額、44億リンギに縮小[経済](2019/08/19)

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マレーシア統計局は16日、2019年第2四半期(4~6月)の海外直接投資(FDI)の純流入額(引き揚げ分を差し引いたネットベース)が43億9,500万リンギ(約1,120億円)だったと発表した。前期の217億2,600万リンギから79.7%減少した。

セクター別では、サービス業が前期比70.3%減の33億リンギと、全体の74.9%を占めた。製造業は66.1%減の20億リンギだった。一方、鉱業はマイナス6億リンギ、その他はマイナス3億リンギと純流出だった。

地域別では、アジアからの純流入額が37億リンギで、全体の83.9%を占めた。このほか、欧州が4億リンギ、米州が2億リンギ、その他が1億リンギで、アフリカはゼロだった。国・地域別では、香港からが52億リンギで最大。米国が16億リンギ、アイルランドが9億リンギで続いた。

対外直接投資(DIA)の純流出額は前期比2.3倍の126億3,100万リンギ。セクター別では、サービス業が前期比4倍の91億リンギで最大。鉱業が66.7%増の35億リンギ、その他が1億リンギで続いた。投資先を国・地域別で見ると、オランダの18億リンギ、英国の12億リンギ、英領ケイマン諸島の12億リンギが上位だった。

直接投資の収支は82億3,600万リンギの純流出となった。

■国際投資ポジションの赤字縮小

対外金融資産から非居住者がマレーシア国内に保有する金融資産(対外負債)を差し引いた国際投資ポジション(IIP)は、6月末時点で196億リンギの赤字だった。赤字幅は3月末時点の889億リンギから大きく縮小した。

対外資産残高が1兆7,808億リンギと3月末から1,001億リンギ増えた一方、対外負債残高は1兆8,003億リンギで308億リンギの増加にとどまった。

DIA残高は5,098億リンギ。事業分野別の内訳は金融・保険が41.4%、鉱業が17.2%、農業が8.3%など。国・地域別の投資先はシンガポールが950億リンギで、全体の18.6%を占め最大。インドネシアが475億リンギ(同9.3%)、英国が336億リンギ(6.6%)で続いた。

FDI残高は6,675億リンギ。事業分野別では製造業が全体の39.8%を占め最大。このほか、金融・保険が22.3%、鉱業が7.2%など。投資元国・地域は、シンガポールが1,391億リンギで最大。香港は828億リンギで、日本(739億リンギ)を抜いて2位となった。

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