【台湾】台湾高鉄、新車両購入・維持に360億元[運輸](2019/08/12)

台湾高速鉄路(台湾高鉄)は、12編成の新車両を調達する方針を決めた。車両購入と維持・運営で総額360億台湾元(約1,210億円)の費用を想定している。乗客数が増加傾向にあり、輸送能力の増強が必要と判断した。10日付中央通信社などが伝えた。

12編成のうち、まずは8編成を2024年に先行投入する考えだ。

台湾高鉄は7月、新車両8編成の調達に向け、海外メーカーに入札招致を行った。応札期限は10月末で、来年にメーカーを決定する予定。

主に日本、フランス、ドイツからの車両調達を想定しているとされる。台湾高鉄の広報責任者は、「現在営業運転を行っている車両は日本製だが、入札に当たっては台湾の規定を満たしていれば問題ない」として、日本製を前提としない認識を示した。

一方、中国メーカーには招致書を送付していないことが分かった。広報責任者は中央通信社に対して事実関係を認めたものの、理由は明らかにしていない。

■平均乗車率7割迫る

台湾高鉄が現在保有しているのは、東海道・山陽新幹線に使われる700系をベースにした700T型。1編成12両で34編成が運行している。乗客数は2015年に延べ5,000万人、17年には6,000万人をそれぞれ突破。18年は6,396万人だった。

今年上半期(1~6月)の平均乗車率は68%で、週末や連休時には混雑が激しく、交通部(交通省)が新車両の購入計画を検討するよう、昨年の時点で台湾高鉄に要求していた。

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