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【タイ】日本エスコン、バンコクでの住宅開発に参画[建設](2019/08/05)

日本エスコンはタイ不動産開発大手オリジンが手掛ける住宅開発事業に参画する(オリジン提供)

日本エスコンはタイ不動産開発大手オリジンが手掛ける住宅開発事業に参画する(オリジン提供)

日本エスコンは2日、タイの不動産開発大手オリジン・プロパティーがバンコク西郊サムットプラカン県で進めている分譲住宅開発事業に参画すると発表した。同社にとって初の海外での分譲住宅開発事業になる。

開発する高層の分譲住宅「ナイツブリッジ・スクンビット―テパラック」の事業規模は13億バーツ(約45億2,300万円)。日本エスコンは子会社のエスコン ジャパン(タイランド)を通じて参画する。

開発地は、2021年開通予定の首都圏鉄道「イエローライン」のティパワン駅徒歩1分の場所にあり、地上36階地下1階で、474戸を供給する。21年4月に竣工(しゅんこう)する予定だ。

日本エスコンはこれまで新たな事業エリアとして海外での展開を検討してきたとした上で、バンコク首都圏の住宅市場は人口の増加や中間所得層の所得上昇などによって安定的に成長しており、今後も住宅需要の拡大が見込まれると説明した。

今回の参画とあわせて、投資運用会社マーキュリアインベストメントが出資し、バンコクで分譲マンション開発事業投資を行うメザニンファイナンスファンドのゲート・シティー・バンコク・メザニンファンドに出資したことも発表した。出資額は5億円相当を予定する。

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