【韓国】LG化学「24年に世界5位へ」、経営戦略[化学](2019/07/10)

韓国化学大手のLG化学は9日、2024年までの経営戦略を発表した。研究開発(R&D)の技術革新や事業の効率化などを通じ、5年後の年間売上高を今年見込みに比べ倍増となる59兆ウォン(約5兆4,300億円)に引き上げる計画。世界5位の化学メーカーへの飛躍を目指す。

同社の辛学チョル社長がソウルで開催された記者会見で明らかにした。成長に向けた経営重点課題としては、◇市場と顧客中心の事業編成◇技術を実用化につなげるR&D革新◇事業の効率向上◇グローバル企業にふさわしい組織文化の構築――の4つを挙げた。

具体的には、主力の石油化学事業ではABS樹脂、ポリオレフィンなど高付加価値製品への投資強化をはじめ、海外事業の拡大に向けた現地企業との戦略的提携を加速させる。成長分野である電池事業は1回の充電で500キロメートル走れる電気自動車(EV)向けバッテリーを中心に、エネルギー貯蔵装置(ESS)の流通網の確保にも注力する計画だ。

これに伴い、電池事業の売上高全体に占める割合を24年までに50%水準にまで引き上げ、現在6割に上る石油化学事業の売上高比率を30%縮小させて主力事業に依存する体質から脱却を図る。

足元では、今年中にR&D分野に過去最大となる1兆3,000億ウォンを投じて、年末まで研究開発者を昨年末比で700人多い約6,200人に増やす方針だ。

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