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【ミャンマー】日本生命、23億円でGGI傘下の35%取得へ[金融](2019/06/24)

日本生命は、ミャンマーの民間保険大手グランド・ガーディアン・インシュアランス・ホールディングス(GGIH)と、GGIH傘下の生命保険会社の株式35%を2,100万米ドル(約23億円)で取得することで合意した。21日、ミャンマー金融当局へ認可申請書類を提出したと発表した。9~10月ごろまでに認可を取得し、出資手続きが完了する見通しだ。

日本生命は、GGIH傘下の生命保険グランド・ガーディアン・ライフ・インシュアランス(GGLI)が発行する新株を取得する。出資に伴い、GGLIは「グランド・ガーディアン・ニッポンライフ・インシュアランス」に社名を変更する。

日本生命は4月に、GGIHと合弁会社設立に関する基本的枠組で合意しているが、出資額や出資後の社名が新たに決まった。

ミャンマー政府は今年1月、保険市場の外資開放に向けた認可や手続きを開始すると発表。4月に第一生命保険など生保5社に全額出資会社の設立を認可した。また、地場と外資の合弁による生損保会社の審査結果は、7月末に通達する。日系では、日本生命と太陽生命保険の生保2社、SOMPOホールディングスと東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険の損害保険3社が地場保険会社との合弁申請を行い、内定を得ている。東京海上は、日本生命と同じGGIH傘下の損保会社をパートナーとする方針だ。そのほかに、明治安田生命保険が15%出資するタイの生保会社や韓国の損保会社など4社も合弁の申請をしている。

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